どうやって仕入れるか
ブランド品の古着を仕入れたい場合、「ブランド 卸」と検索すると卸業者がいくつかでてきますが、会員登録が必要です。無料の会員登録をすると卸価格を見られますが、何らかのショップを運営していないと会員にはなれません。
また、古物商許可証が必要になる場合がほとんどです。
古着屋には古物商許可が必要
古着屋は古着を販売するところですが、古着を売るには古物商許可というものが必要です。新品でも販売されたものは古物(中古品)となり、古物の取引には古物商許可証がないと取引できません。
古物の取引には、盗品や偽物などを取り扱う可能性がありますが、そのままにしておくのは犯罪を助長することになります。このため古物の取引を規定し、ルールを守ることを証明する古物商許可証があるわけです。
卸業者以外の仕入れ方法
卸業者から仕入れる以外にもいくつか仕入れる方法があります。
お客さまからの買取
お客さまが売りにきた古着屋を査定して買取ります。買取費用以外で仕入れられる方法です。査定時にお客さまにはお店で待ってもらいますが、その間古着を売り込むチャンスでもあります。
しかし、受け取るための店舗や店員が必要です。状態のよいものが手に入るとは限らず、結果的にマイナスになることもあります。
古物市場を利用する
古物市場とは業者専用のオークションです。全国各地で大小さまざまな形で毎日、開催されています。取り扱われる商品はブランド品やアパレル関連、骨とう品などです。
オークション方式のため、入札額が一番大きい人が落札することになるので、商品の相場を知っておかないと買えないだけではなく、相場より大きい金額を入札してしまい損してしまうこともあります。
古物市場はホテルやビルなどの一室を借りて行われる会場型とネットから参加できるネットオークションがあるので、参加しやすい形式を選ぶといいでしょう。
海外から仕入れる
英会話ができるなら、海外で直接仕入れる方法です。とくにアメリカは古着の輸出量が第1位なので、多くのバイヤーがアメリカで仕入れています。
珍しい古着が安く仕入れられるのが海外のメリットです。デメリットは諸経費がかかってしまうこと。渡航費や関税、輸送費など仕入れでお金がかかってしまいます。
今回は古着屋を始めるなら知っておきたい仕入れについて調べました。仕入れは生命線となるので、いくつかルートをもっておきたいところです。
お店を始めても売るものがなかったら意味がわからないですもんね。自分の目で売れそうな商品を仕入れるためにも、仕入れについてはもっと勉強しなくてはと思いました。