素敵なソムリエの男性

お洒落なお店でお食事

先日、ちょっとした用事でソムリエの方のいるレストランで食事をする機会がありました。
といっても高級ホテルなどではなく、どちらかといえば隠れ家的な雰囲気の小さなお店です。
そのお店にはいつもいくバーでの常連飲み仲間からの紹介で行ったのですが、お店を外から見た雰囲気に対してとても丁寧に作りこまれた内装であったことにとてもびっくりしてしまいました。
何よりも、カウンターやテーブル席合わせて20~30名くらいがせいぜいという店内なのに、中にはかなりたくさんの種類のワインが置かれており、おいしい料理に合わせたワインをソムリエの方が提案してくれるという、かなり高級感あふれるサービスになっていました。
私が訪れたのは平日の遅めの時間であったこともあってお店の中は空いており、手が空いたらしいソムリエの男性のかたとお話をする機会を持つことができました。

ソムリエの男性とトーク

その方は私よりも若干年上らしい雰囲気がありましたが、年齢のわりにとても落ち着いていてお店の制服が素敵なこともあって かなりカッコ良い人というイメージが強く残っています。
お話では私がこの小さなお店なのにソムリエを置いているというこだわりがいいですね、というようなことを質問したところ、そこから非常に興味深いことを話してもらえました。
なんでもそのソムリエの方は少し前までは大手チェーンのワインバルで勤務をしていた経験があるのだといいます。
ワインバルとはここ数年で急激に増加してきているワインの購入と同時に飲食もできるお店のことです。
ワインバルではこだわりのワインをグラス一杯から飲めるようにしているとともに、カウンター席をメインに気軽に飲める大衆酒場という雰囲気が特徴です。
そこで最初に勤務をしていたときには、お客さんたちとの会話の中から ワインを選定しつつお店で出される料理にあったワインの組み合わせを覚えるということが 最初にワインに興味をもったきっかけであったといいます。
結局そんな興味を募らせてソムリエの資格試験を受けて合格をしたということですが、そうなるともっと本格的なレストランでの勤務をしたいと感じるようになったといいます。
最初はワインバル勤務からソムリエに転身したという 異例の経歴では本格的な高級レストランでは難しいと思っていたのですが、ネットで見つけた飲食業界の転職用サイトに登録をしてみたところ、かなり希望に近い条件のこのお店を見つけることができたと語っていました。 運が良かっただけ、と本人は言っていましたが ここにいたるまでにはかなり苦労をしたんだろうなというふうに思います。 おすすめのワインも料理も大変においしかったので、ぜひまたあのお店を利用したいですね。

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