ストレスはお酒で解消

お酒で気晴らし

みなさんも何か一つは自分だけのストレス解消方法を持っているのではないかと思います。
私にとってはそれは毎日のように飲むお酒です。
アルコールを飲むと気持ちが大きくなるというか、自分が気にしていたこともわりとどうでもよいことのように思えてくる気がするので、くよくよと悩みそうになったときにはお酒でちょっと気晴らしをするようにしています。
ですが、遺伝的にお酒に強い家系であるせいか20歳をすぎてすぐくらいから飲み始めたお酒はかなり飲む種類も量も増えてきて、30歳を迎える前にはちょっと健康面を考えてどこかでセーブをしないといけないかなと考えるようになってきました。

「酔い」の正体

ところで以前から疑問に思っていたのが、お酒を飲んだ時に感じるあの気持ちよさの正体です。
体質的にお酒が飲めないという方には申し訳ないのですが、私などはお酒を飲むとふんわりと気持ちが軽くなったように感じて、ちょっとしたことも面白おかしく感じるようになります。
辛かったり面倒だったりするようなことを抱えているときも、お酒を飲むと少しその辛さが軽くなるような気がして、あまりくよくよ悩みすぎてきてもしょうがないんじゃないかというような開き直りに似た気持ちが出てきます。
また大変な仕事や勉強が終わったときなどには、一杯飲んで気持ちをすっきりさせたいという気分になり、大いに飲んで食べてということをしたくなります。
ジュースなどノンアルコール飲料とおいしい食べ物でもそこそこ満足感はあるのですが、やはりお酒を飲まないとちょっと何か足りないなというふうには感じてしまいます。

アルコールを飲んだ時に気持ちが軽くなるのは、アルコールを飲むことで脳内に「ドーパミン」という快楽を与える物質が分泌されるからだといいます。
ドーパミンはお酒を飲んだ時の他、好きなことに熱中しているときや興味深いものを見かけた時などにもたくさん分泌されるものであるということで、これがたくさん出るほど気分が高まって興奮した状態なっていきます。

また脳内にはGABAというドーパミンによって起こる興奮を適度に抑制する物質も分泌されているのですが、アルコールを飲むとこのGABA分泌の方は抑えられるようになるので、高揚した気分がいつまでも持続するようになるのだということです。
ついつい飲み過ぎていらないことを言ったり、調子にのって危ないことをしてしまったりするのもこの脳内の分泌物質による作用ということですね。
私も昔は周囲の抑制も聞かずについ飲み過ぎて失敗をしてしまったというようなことがあります。
そのときのことを思い出すと恥ずかしすぎて穴に入ってしまいたくなるので詳しく書けませんが、飲み過ぎは危険であるということを心から思い知った事件でした。
そろそろいい年齢になってきたことですし、いい加減飲み過ぎて失敗をしてしまうことがないように大人の飲み方というものを身につけられるようにしていきたいです。

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