飲みすぎたときは

二日酔いはつらい

酒好きにとって非常に悩ましいのが、二日酔いの症状です。
二日酔いになると、朝ベッドから抜け出るのも嫌で テンションが低いまま会社での仕事をしていかなくてはいけません。
つらいなと思っても、飲み過ぎてしまった自分が引き起こしたことなので 誰に対して怒ったらよいのかということもわからず、自己嫌悪とともにつらい症状を耐えていくことになります。
二日酔いになるほど飲まなければいいじゃないかと簡単に他人は言いますが、飲んでいる最中は楽しいものであったりするので、途中で自分から飲むのをさっとやめてしまうということはなかなかできることではありません。

私は二日酔いになったときに出る症状は、ガンガンと響くような頭痛と吐き気、それに全身がだるくなってしまいます。 人によっては熱が出たり偏頭痛としてじわじわ締め付けられるような痛みを感じるということもあるそうです。
二日酔いが起こるメカニズムについて調べてみたところ、原因となるのは摂取するアルコールを体内で分解できなくなってしまうことだそうです。
人はそれぞれアルコール分解能力に違いがあり、お酒に強い体質とされる人ほど 飲んですぐにアルコールを分解することができるのでついつい飲み過ぎてしまいます。
反対にアルコール分解能力が高くない人の場合は、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなってしまったりふらふらになってしまったりするので、それ以上飲みたいと思わなくなります。

極端にお酒に弱い人になるとブランデーボンボンのような お酒入りのチョコレートを食べただけでも酒酔いの状態になってしまうようですが、そうした人がひどい頭痛や吐き気を伴う二日酔いになるということはないでしょう。
そう考えると、二日酔いを起こすということは、ある程度お酒に強く飲み過ぎをしてしまうほどお酒が好きな人だということになります。

二日酔いになってしまったら

二日酔いを素早く解消するための方法としてよく言われるのが、まず水をたくさんのんで汗をかくというものです。
お酒をたくさん飲むとどうしても尿などとして水分がたくさん排出されてしまうので、体が脱水症状に近くなります。
なので水や吸収力の高いスポーツドリンクをたくさん飲むようにすると 脱水症状が緩和されてかなり体内も楽になります。
汗をかくというのもよい方法なのですが、水を飲まないで暑いサウナに入ったりすると脱水症状が促進されてしまうので、突然意識を失って倒れてしまうこともあるようです。
年配の男性などが飲み会のあとでサウナに行って酔い覚ましをしてから 車を運転するというような方法をとることがありますが、それは体にとっても危険な上に酔を冷ますことにもならないので絶対に真似してはいけません。
二日酔いによく聞くと言われる食べ物にはグレープフルーツがあります。
グレープフルーツはビタミンCが豊富で、クエン酸が含有されています。
また果糖の一種であるフルクトースという栄養分があるので、これらが体内に入るとアルコールを分解する手助けになります。
二日酔いになる前の飲み会の前にグレープフルーツを飲んでおいても悪酔いを防ぐことができるので、危険だと思うときには用心として飲んでおきたいですね。

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